日本では永らく大手ビールメーカーの工業生産されたビールに市場を独占されてきましたが、近年クラフトビール熱が高まってきており、ビールファンならずとも飲めるビールの選択肢が増えてきているということで、これは素晴らしいことだと思います。
大手のビールのように高度に工業化されておらず、人間の手作業による造り手の顔が見えるようなビールのことを、敬意と愛情を込めて"クラフトビール”と呼ぶのですが、そうしたクラフトビールを造る醸造所のことを英語で"MicroBrewery(マイクロブリュワリー)と言います。
読んで字の如くマイクロ=小さなブリュワリー(醸造所)ということですが、そのマイクロブリュワリーにも設備・規模の大小がありまして、大きなとこだと1回の仕込で2,000リッターかそれ以上、大体日本の地ビールと呼ばれるところの平均ですと1仕込で500~1,000リッターの醸造設備、というところが多いのです。
それに対して、我がヨロッコビールは1仕込で100リッター。これは相当に小規模で、造り手の顔以外も見えてしまうんじゃないかという感じもしますが、それだけに小回りを効かせて創意工夫と愛情のこもったビール造りをモットーに、努力していきたいと思っている所存であります。
こうなってくると、”MicroBrewery”というより”NanoBrewery"?
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