金・土と開催された"MBCC 2017"が終わり、日曜日の午後の飛行機で、デンマークからベルギーへ向かいます。
コペンハーゲン編はこちら
Day 1,Brussels
コペンハーゲンからブリュッセルは、飛行機で1時間半くらい。
あっという間です。
が、町の雰囲気は大違い。
クリーンで清潔な印象のコペンハーゲンと比べて、もっとガヤガヤしています。
街行く人の人種も様々。
より雑多な感じです。
街の中心部にほど近い、床の少し傾いているAirbnbにチェックインして、さっそく飲みに出ました。
通常のビアメニュー |
の他にも、ボトルビールのたくさん載った別メニューもあります。 "Orval" vieux 6 mois は、熟成6か月以降のOrvalという意。こういうの、たまりません。 |
この国では、ビール(Lambic)は木箱に寝かせられて、グラスへと注がれます。
チーズやサラミの美味しいこと。 そして、Dark mustard。 |
そして、ブリュッセルの夜は更けてゆき、
最後はJunk food 食べちゃいました。。 |
Day 2, Brussels
僕らの泊まってたAirbnb. |
二日目は、こちらから。
憧れの場所に、足を踏み入れたときのあの気分。
この後、少し郊外まで足を伸ばしました。
ローカル線に乗ること30分くらい。
夢のようなCafeで、夢のような時間でした。
他にも、こんなシックなビアバーに行ったり。
京都醸造とBrussels Beer Projectのコラボレーションビールも飲めました。 |
いちおう観光したり。 |
Day 3, Brussels
この街では、Geuzeを飲むことから一日が始まる? |
Spontaneous Fermentation (人為的でない発酵のビール) という欄がいちばんの好みです。 |
軽く喉を潤した後に、この日の目的地へ。
モレンベークという地区は、ここ数年のテロで有名になってしまいましたが、その一角にこちらの醸造所があります。
Brasserie de la senne |
大好きで尊敬するブルワリーです。
「ヨロッコのカルティベータは、de la senneのビールを彷彿とさせる」、と光栄な言葉を頂いたことがあります。うちなんか、まだまだ足下にも及びませんが。
オーナーのイヴァンさんとアポイントを取っていましたが、イヴァンさんは超多忙のようで、少しだけお話しすることはできましたが、その後は、若いブルワーさんが案内してくれました。
(しかし、その彼との出会いがとても印象的なのでした。)
de la senneの製法やこだわり、考えを熱弁してくれる若く情熱に溢れるブルワー。
その情熱が、僕の身体にも電流のように伝わりました。
Passion! |
思い返すと、この旅で、いちばん刺激を受けた瞬間だったかもしれません。
de la senneを後にして、市内へ。
このあとは、何軒かボトルショップを覗いたり
散歩しながら、Moeder Lambic の1st locationまで行ってみたり、
saison √225 grape vinsanto |
この時期は夜9時くらいまで明るいんですが、ボンヤリと外を眺めながら、美味しいビール(それも世界最高峰の)が、ゆったり普通に飲める環境(しかもビールの値段はとても安い)って、最高だなあと思っていました。
今回コペンハーゲンのフェスで出会ったアメリカからのブルワーの多くも、その前後にベルギーに立ち寄っていました。
アメリカは今やたしかに世界トップクラスのクラフトビール大国ですが、そのアメリカのトップブルワーの多くは、ベルギーを始め、ドイツ・チェコなどヨーロッパ各国のビールに隠すことなくリスペクトを示しています。
その理由が、現地に行って少しだけですが、よく分かりました。
「若者と馬鹿者は、もっと旅をせよ。」と言いますが、まさにその通りですね。僕はもうそんなに若くはありませんが…
とにかく、よくビールを飲んだ旅でした。
部屋に戻っても飲み続け、日本に持ち帰ろうとしたビールたちも 「現地で飲んだ方が美味いだろう」と どんどん空けてしまいました。。 |
今更ながら、 持ち帰れば良かったというビールもありますが… |
最後の晩。 so many thanks to my good company Koji-san,Davido,Gary and Hamilton! |
たくさんの人とビールに出会い、感じたのは「情熱」ということ。
そんな初めてのヨーロッパでした。
また行きたいなあと、思いつつ。
日々是好日。
Brussels郊外のカフェの手洗にて。 |