2012年9月9日日曜日

Trouble...!!!【早速】

9月6日木曜日、初仕込み行ないました!

酒造りに吉日

しかしながら初めて使う道具たちでバッタバタ。

午前中から準備を始めたのですが、最初の行程である
モルトミル(麦芽粉砕器)のセットアップに大幅に時間を取られ、
その後は割とスムーズに進んだものの、
片付け終わったのは深夜12時。
腰痛もあいまってヘトヘトに。

ですが、充実感のある疲労♪♪

帰って飲んだビールが美味かった。



バタバタすぎて仕込み中の写真はこれ一枚。
仕込み終盤にサイトグラスを通過する麦汁。
いろいろな段階を経て初仕込みまで辿りつけたことが、なんだか嬉しかったです♪


翌朝(金曜日)工場に来ると、ボコボコと元気よく発酵が始まっておりました。

まずは一安心♪



だったのですが、、、


金曜の夕方にトラブル発生!!!

冷蔵室からなにやら警告音が鳴り、見てみると温度計の表示が
25℃に!

なかに入って冷風の吹出口に手をあててみても、
なまぬるい風しか出てきてません。。。

すぐにメーカーに電話。
何とかその日のうちにサービスマンが来てくれることになり、
少しだけホッとしたものの。。




↑こちらの右の扉が冷蔵室。左の扉が発酵室。

冷蔵室は、出来上がったビールを保管する場所で、こちらにはまだ何も
入ってないので問題ナシ。

ですが、発酵室では仕込んだばかりの1号ビールが発酵中です。
発酵室にも、隣の冷蔵室からの冷気を取り込んで、温度を保つ仕組みになってます。

ということは、当然ですが冷蔵室が冷えないと発酵室の温度も
ドンドンどんどん上がってしまう...。

一般にエールビールの発酵適温は18℃から23℃くらい。
これより高いとビールに変な味がついてしまったり、最悪の場合は
飲めないシロモノに。。。

もうちょい涼しい季節なら良かったのですが、
いまは室温も日中だと30℃以上ありますからね。。。



サービスマンを待つ間、色々なことが頭をよぎりました。

そしてサービスマン到着!

しかし、

色々と一生懸命やってくれたのですが、
結果としては、要部品交換。

そして金曜日のもう夜になっていたため、週が明けて月曜日からの
手配になるとのこと。

故障の原因は、まだ使い始めて数日しか経ってないことからも
メーカーの初期不良とのこと。


トホホな感じでした。


うちの1号ビールが。。。

しかし、これは諦めきれないので、
何とか対策を施すことに。


とりあえず、その晩は氷をたくさん発酵室に置くことに。

翌朝一番で藤沢まで行き、
ドライアイスの塊を購入。


とりあえず、これを発酵室内にぶち込んであります。

今朝も再度藤沢まで。
明日もまた藤沢まで。


ドライアイスのおかげで、なんとか発酵室内は日中でも25〜26℃くらいには
保たれています。


我が子のように心配な第1号のビール。


冷蔵庫が直る火曜日までは、二回目以降の仕込みもお預けです。



しかしながら、
今回は故障ですが、電気に頼る仕組みは脆弱ですね。
製品がまだ入ってなかったのは不幸中の幸いでした。

将来的には、
やっぱ洞窟を掘るとか(地中は温度が一定)、
川の水を取り込んで冷やすとか(川の水も温度が安定)。


そんなことまで頭をよぎった9月初旬。