しかしながら初めて使う道具たちでバッタバタ。
午前中から準備を始めたのですが、最初の行程である
モルトミル(麦芽粉砕器)のセットアップに大幅に時間を取られ、
その後は割とスムーズに進んだものの、
片付け終わったのは深夜12時。
腰痛もあいまってヘトヘトに。
ですが、充実感のある疲労♪♪
帰って飲んだビールが美味かった。
バタバタすぎて仕込み中の写真はこれ一枚。 仕込み終盤にサイトグラスを通過する麦汁。 いろいろな段階を経て初仕込みまで辿りつけたことが、なんだか嬉しかったです♪ |
翌朝(金曜日)工場に来ると、ボコボコと元気よく発酵が始まっておりました。
まずは一安心♪
だったのですが、、、
金曜の夕方にトラブル発生!!!
冷蔵室からなにやら警告音が鳴り、見てみると温度計の表示が
25℃に!
なかに入って冷風の吹出口に手をあててみても、
なまぬるい風しか出てきてません。。。
すぐにメーカーに電話。
何とかその日のうちにサービスマンが来てくれることになり、
少しだけホッとしたものの。。
↑こちらの右の扉が冷蔵室。左の扉が発酵室。
冷蔵室は、出来上がったビールを保管する場所で、こちらにはまだ何も
入ってないので問題ナシ。
ですが、発酵室では仕込んだばかりの1号ビールが発酵中です。
発酵室にも、隣の冷蔵室からの冷気を取り込んで、温度を保つ仕組みになってます。
ということは、当然ですが冷蔵室が冷えないと発酵室の温度も
ドンドンどんどん上がってしまう...。
一般にエールビールの発酵適温は18℃から23℃くらい。
これより高いとビールに変な味がついてしまったり、最悪の場合は
飲めないシロモノに。。。
もうちょい涼しい季節なら良かったのですが、
いまは室温も日中だと30℃以上ありますからね。。。
サービスマンを待つ間、色々なことが頭をよぎりました。
そしてサービスマン到着!
しかし、
色々と一生懸命やってくれたのですが、
結果としては、要部品交換。
そして金曜日のもう夜になっていたため、週が明けて月曜日からの
手配になるとのこと。
故障の原因は、まだ使い始めて数日しか経ってないことからも
メーカーの初期不良とのこと。
トホホな感じでした。
うちの1号ビールが。。。
しかし、これは諦めきれないので、
何とか対策を施すことに。
とりあえず、その晩は氷をたくさん発酵室に置くことに。
翌朝一番で藤沢まで行き、
ドライアイスの塊を購入。
とりあえず、これを発酵室内にぶち込んであります。
今朝も再度藤沢まで。
明日もまた藤沢まで。
ドライアイスのおかげで、なんとか発酵室内は日中でも25〜26℃くらいには
保たれています。
我が子のように心配な第1号のビール。
冷蔵庫が直る火曜日までは、二回目以降の仕込みもお預けです。
しかしながら、
今回は故障ですが、電気に頼る仕組みは脆弱ですね。
製品がまだ入ってなかったのは不幸中の幸いでした。
将来的には、
やっぱ洞窟を掘るとか(地中は温度が一定)、
川の水を取り込んで冷やすとか(川の水も温度が安定)。
そんなことまで頭をよぎった9月初旬。