バンクーバーから飛行機に揺られること4時間ちょい。
カナダ第一の都市、トロントに到着。
ここでLucを始め、日本からの仲間と合流です。
トロント一軒目はこちらでした。
BELLWOODS BREWERY
トロントのビールシーンは、かなり熱いのですが、こちらもそれを体現するかの如く、大賑わいでしたね。
ビールもスタイリッシュ。
すでにBREWERYの拡張を予定しているとのことでした。
この夜はじめて"Poutine"との出会いが… |
みんなで泊まっているコンドミニアムまで戻っても、この日はたしか結局朝まで飲んでいたはず。。。
みんないい年ですけどね、合宿みたいでSpecialな思い出っす。
トロントでの、そしてこの旅のメインイベントが「Cask Days カスク・デイズ」。
What's "Cask days"?
"Cask days"とは、トロントで10年前から始まった、カスクオンリーのビアイベント。
じゃあ"カスク"ってなに?
"カスク"とは、簡単に言うと昔のスタイルのビール樽。
現代の「ケグ」と呼ばれるビール樽が、炭酸ガスや窒素ガスの圧力によって提供されるのに対し、「カスク」はそのような機構は持っておらず、重力もしくは"Handpump"という井戸のポンプのような道具を使ってサーブされます。
また、カスクコンディションと言い、カスクの中でビールを二次発酵させることで生成される柔らかなカーボネーション(炭酸ガスの度合い)も特徴。
"Cask days" は、そんなカスクビールばかりが200種類以上も集まるイベントです。
とは言え、カスクというOld Schoolな縛りはあるものの、中に詰めるビールは各BREWERYの自由な表現ですから、オーソドックスやトラディショナルなものばかりではありません。
ギンギンのCalifornia styleのIPAから、ハーブやスパイス、フルーツを使ったビールまで。"Mango x Chile (マンゴーとチリ)"とか "Cucumber & Lime (きゅうりとライム)" なんていう変態?的なものも。
全てのビールが最高に美味しいというわけではありませんでしたが、これだけたくさんのカスクが地球上の各所から、ここトロントに一堂に集っているということがすでに刺激的。
多種多様なビールが集い、そしてもとは"BAR VOLO"というトロントの一軒のパブ店主が始めた、とってもハートウォーミングで、強い意志に貫かれた、素晴らしいDIYイベントでした。
会場は、Evergreen Brickworksという古いレンガ倉庫を改装したこんな素敵な空間。
並んでるのが、全て"Cask"です。
イベントOPEN前に、慌ただしくもフレーバーチェックを遂行する二人。 |
DJが、かなり爆音でplayしてて、夜になればなるほど盛り上がってくっていう感じでした。 1日目と2日目はたしか夜の12時過ぎまでやってたはず。 |
会場へのシャトルバスには、こんなスクールバスが用意されているっていう粋な計らい。
手前中央に写っているのが首謀者でありBar VoloのオーナーRalphさん。 |
生まれて初めてスクールバスに乗れました。
2日目終了後のパーティはもちろんこちらの、
"BAR VOLO"
ブレブレですが…、Amsterdam x Luc Bim Lafontaineとかとか。 |
向こうのPubはかっこいいっすよねー。 |
Ue-sama from Ikebukuro Vivo! |
Torontoの夜は更けてゆき…
"Cask days"以外のトロントも。
Amsterdam Brew House
Bar Hop
WVRST
(Artisan Sausage & Craft beer)
などなど。
Torontoもやっぱ楽しかったっす。
LucのBreweryがオープンしたら、ますます面白くなるんじゃないでしょうか?
また行かねば!
Sunset,Lake Ontario,at the terrace of Amsterdam brewehouse. 27/oct/2014 Toronto clan, |
Cask daysからは、逆説的ではありますが、
カーボネーションの重要さを改めて学びました。
ラスト、Montreal編に続く。