というわけで、本日は届いたばかりのNew Hopで仕込んでおります♪
パッケージを開けたばかりの目に飛び込む鮮やかなホップグリーンな色と、フレッシュな香り、タマりません。
今日使っているのは"Horizon"という品種のホップ。
実は初めて使うのですが、とある解説によれば、
Horizon will add notes of a floral bouquet to the aroma, as well as provide some essence of citrus fruits.
ホライズンホップは、ビールに柑橘系の果実のようなエッセンスと、花束のようなアロマをもたらす。
なんていう風に書かれています。
さらに、とてもクリーンな苦味が特徴だとも。
今日は、初めて使うホップに敬意を示し?、Horizonだけを使ったシングルホップで仕込んでます。
通常は、何種類かのホップを組み合わせて、フレーバーを組み立てるのですが、シングルホップはその名の通り、一種類のホップだけ。
初めて使うホップなので、その特徴を存分に感じたい。
まずは原料のことをよく知らねば、レシピを思い描くこともできません。
余談ですが、数年前にホップを育て始めたのも、同じく原料のことをもっとよく知りたかったから。 昨日畑に行ったら、もう芽をのぞかせてました。 |
ビールの主要原料は、麦芽・ホップ・水・酵母。
ホップだけでも、よく使われるもので数十もの種類があります。
解説を読んだだけでは(想像することはできますが)、その苦味や香りの特徴は体感できません。
やはり、実際に触ってみて、醸造に使ってみて、さらには出来上がりを飲んでみてこそ分かる部分が多い。
(結果が分かるにはビールが仕上がるのと同じだけの月日がかかりますが)
熟年のBREWER(醸造士)には、そうした引き出しがたくさん備わっているのだと思います。
僕のような新米BREWERは、どんどん経験を積むしかない!?
ただし、一年に買える/使える量にしても、種類にしても、限りがあるので、多くを体得するには、やはり時間がかかるのです。
そして、ホップだけでなく、麦芽や酵母にもたくさんの種類があって、水もそのミネラル成分やバランス等がビールの味に大きく影響します。
「BEER = ホップ × 麦芽 × 酵母 × 水 × 人 × 発酵 × 時間 × 設備.....???」
とか考え出すと、
ほんとうに終わりなき道。。。
さらに言うと、麦もホップも農産物なので、毎年のことながら出来は違うわけです。
こうなってくると一杯のビールが一期一会のような気にもなってきて、、
より愛おしくなるような?
ま、それはさておき、飲む時は小難しいことは考えずに楽しむのが一番!
今日の"Horizon Single Hop Ale"は、おそらく連休明けくらいからタップルーム等で繋がる予定。
まだ先の話しですが、その際はフレッシュなホップの香りを、ぜひ味わいにきてくださいね!
タップルームは今週末も、
11(fri) 17:00~22:00
12(sat) 17:00~22:00
13(sun) 12:00~18:00
で営業予定です。
お待ちしております!
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