2013年6月21日金曜日

ヨロッコ堆肥プロジェクト&マデイナマーケット



ご近所の老舗造園屋「逗子ガーデン」さんとタッグを組んで進めさせていただいてるプロジェクトがあります。

ビールを仕込むと、モルト(麦芽)の搾り滓が出るのですが、それをただ廃棄するのではなく、堆肥化して再利用しようという試み。



すでに多くのBREWERYで同じことが進められているとは思います。

ヨロッコでも以前までは、自分たちで借りて運営している畑に運び込んでいたのですが、うちのような小規模醸造でも結構な量が出るため、畑にモルト滓の小山ができてしまいました。

そこで、数ヶ月前から逗子ガーデンさんに相談に行き、なんとか逗子ガーデンさんでこのモルト滓を堆肥化してもらえないかとお願いしたところ、地域環境への取り組みにも熱心なスタッフの皆様のご協力もあって、引き受けてくださることに!

そもそも逗子ガーデンさんは、堆肥造りのプロフェッショナル。
これまでも、造園業で出る樹木の剪定材と、地域のお米屋さんなどから米ぬかなどを回収して、配合を考え堆肥化し、自社運営の畑等に活用されていました。
(実は逗子ガーデンさん麦畑なんかもやっておられて、もしかした〜ら逗子産モルトのビールなんてのも実現するかもしないかも。)

”堆肥”というのも発酵です。

そのままではただの産業廃棄物であるモルト滓も、微生物の力を借りることにより、土壌を豊かにし作物をたわわに実らせる”お宝”へと変化します。

LOCAL BREWERYから出るモルトの搾り滓が、いずれ堆肥となり、家庭菜園やベランダ菜園、もちろんヨロッコのホップ畑へも。

そして、またビールや食事となって食卓へと。

こういうLOCALな”循環”に、とっても心魅かれます。




じっくり時間をかけて作る堆肥なので、登場はまだ先となりますが、楽しみで仕方ありませんね。

可愛いパッケージでも作ろうかな〜と妄想しているところです。










さてさて、いよいよ今週末はお隣葉山町で開かれるオーガニックマーケット「までいなマーケット」へ参加です。

「までいな」用で仕込んだ、有機しょうがのジンジャーエールの仕上がりやいかに!?

当日余裕があれば、搾り立てのフレッシュトマトジュースと、ヨロッコのドラフトを合わせた「FRESH RED EYE」なんかもやろうかと。


”までいなマーケット”

6月23日(日曜日)  11:00〜16:00
一色会館  葉山町一色2165

http://www.madeynamarket.com/



他にも楽しげな出店ばかりです。
お待ちしてます♪



rainy hops.
have a nice weekend!